レセプト業務
レセプト(診療報酬明細書)の作成業務は、医療事務の仕事の中で重要な仕事の一つです。
毎月10日が提出締切日になっているため、月末〜月初に行うことが多い業務です。
■レセプト作成
医師が診療したカルテを基に、診療報酬点数表を見ながら診療行為の点数を計算します。
また、以下のような基礎データを写す必要があります。
・診療月日
・医療機関コード
・保険種別
・本人、家族
・保険者番号
・保険証の記号、番号
・氏名、生年月日
・職務上の事由
・保険医療機関の所在地、名称
・傷病名
・診療開始日
・転帰
・診療実日数
なお、大きな病院などでは、レセプトコンピュータ(レセコン)に入力したり、自動的に計算してくれるシステムも導入されています。
■確認・印刷
作成したレセプトに間違いがないか確認し、プリンターで印刷します。
■医師に確認
印刷したレセプトを医師に渡して確認してもらいます。
レセプトにミスがあるまま審査支払機関に提出してしまうと差し戻されて、再度確認しなくてはならないため、二重のチェックを行います。
■仕分け
審査支払機関により、レセプトの綴じ方が決められているため、仕分けをします。
■診療報酬請求書作成
レセプトの集計結果を記入した診療報酬請求書を作成します。
■編綴
診療報酬請求書を一番上にして、レセプトを綴じます。
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