医療事務の適正
医療事務の仕事をするにあたって、どのような適正が必要でしょうか?
ここでは、様々な業務に必要な適正について見てみましょう。
■レセプト業務
医療事務の仕事で一番大切なのは、レセプト作成。
レセプトを正確に作成するためには、医療保険の種類と仕組み、カルテを読むための医学的な知識、診療報酬の算定の知識や技能などを身に付ける必要があります。
受付では、患者さんから診療費について色々と聞かれることもあるので、答えられるようにしておかなくてはなりません。
■応対マナー
医療事務はデスクワークだけでなく、患者さんへのサービスを行うことも重要。
窓口での対応だけでなく、病院にはお年寄りも多いため、困っている方がいたら対応してあげる必要があります。
常に思いやりの心を持って接することが大切。
■守秘義務
カルテには患者さんの住所、氏名、年齢や病歴などが書かれています。
プライベートに関する情報のため、カルテはきちんと管理しておかなくてはなりません。
入手した情報を人に漏らすことも厳禁です。
■パソコンのスキル
最近の医療機関ではIT化が進み、診療報酬の算定をパソコンで行うことが多くなっています。
そのため、基本的なパソコンの知識とスキルも必要になってきます。
■確認と調査
レセプト作成は診療報酬点数表で確認しながら計算します。
パソコンで計算はしてくれますが、入力するのは人間のため、ミスが発生することがあります。
内容を間違えたままレセプトを審査支払機関に送ってしまうと、差し戻し(返戻)されてしまいます。
ミスを無くすための確認能力、ミスを発見するための調査能力が必要になります。
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